埼玉県の高校相撲出身力士

埼玉県の高校の相撲部出身、または大会出場経験のある力士(最高位十両以上)。

埼玉栄 | 秩父農工科学

埼玉栄高校

栃栄 篤史

卒業(中退)年平成5年卒
本名岡本 篤
生年月日昭和49年6月27日
初土俵平成5年1月
所属部屋春日野
最高位前頭1
3年時に高校横綱に輝く。下記・出羽平ともに、現在の埼玉栄黄金時代の礎を築いた。高校横綱になって大学に進学せずに入門した第1号力士。現・三保ヶ関親方。

出羽平 真一

卒業(中退)年平成5年卒
本名平 伸一
生年月日昭和49年9月13日
初土俵平成9年3月(幕下60枚目格付け出し)
所属部屋出羽海
最高位十両4
中3で中学横綱となり埼玉栄入り。高校では3年時に宇佐大会で個人優勝。日大を経て入門するが約3年半で引退し、日大のコーチとなった。

追風海 直飛人

卒業(中退)年平成6年卒
本名齊藤 直飛人
生年月日昭和50年7月5日
初土俵平成10年3月(幕下60枚目格付け出し)
所属部屋友綱→追手風
最高位関脇
青森県出身で地元の高校に進学が決まっていたが、中学卒業目前の2月に行われた弘前大会で埼玉栄の選手を見て魅力を感じ、急遽進路変更した。高校では3年時に国体で個人優勝、全日本16強。日大では学生横綱など15タイトルを獲得して入門した。

大翔大 豪志

卒業(中退)年平成6年卒
本名西野 豪
生年月日昭和51年2月25日
初土俵平成10年3月
所属部屋友綱→追手風
最高位十両1
上記・追風海とは高校−大学−大相撲を通じての同期生だが、こちらは高校、大学とも目立ったタイトルはなく、前相撲からスタートした。師匠(元・大翔山)が手放しで褒めるほど稽古熱心で、幕下陥落後に四股名を頂いた。引退後は部屋でマネージャーを務めている。

豊真将 紀行

卒業(中退)年平成12年卒
本名山本 洋介
生年月日昭和56年4月16日
初土俵平成16年3月
所属部屋錣山
最高位小結
山口県から越境入学。3年時に宇佐大会で準優勝。日大では1年からレギュラー入りするも蜂窩織炎にかかり退部した。大相撲入りは考えていなかったが、同級生の里山白乃波の入門に刺激され、アルバイト先の社長の紹介で錣山部屋に入門。現・立田川親方。

市原 孝行

卒業(中退)年平成15年卒
本名市原 孝行
生年月日昭和59年8月16日
初土俵平成19年1月(幕下10枚目格付け出し)
所属部屋木瀬→北の湖
最高位前頭13
愛知県から越境入学。1年時に十和田大会を制し、2年時に高校横綱となり、3年時には金沢大会と宇佐大会を制した。日大では4年時に国体成年Aで優勝、さらにアマ横綱も獲得し、幕下10枚目格付け出しで入門。十両陥落後に清瀬海と改名。

山本山 龍太

卒業(中退)年平成15年卒
本名山本 龍一
生年月日昭和59年5月8日
初土俵平成19年1月
所属部屋尾上
最高位前頭9
地元埼玉出身で、小学校2年生のときから埼玉栄に通って相撲に打ち込んだ。高校では2年時に高知大会優勝、3年時に世界ジュニア相撲選手権重量級優勝。日大でも同級生の市原とともに活躍したが、こちらは付け出しの権利を得られず前相撲スタート。250kg超の体重や四股名で話題に。

明瀬山 光彦

卒業(中退)年平成16年卒
本名深尾 光彦
生年月日昭和60年7月18日
初土俵平成20年1月
所属部屋木瀬→北の湖→木瀬
最高位前頭16
愛知県から越境入学。6歳から中京クラブで相撲を始め、小学4・5年でわんぱく横綱に輝いた。高校では2年時に弘前大会優勝、3年時にインターハイ団体、個人ともベスト16などの戦績を残す。日大では3年時に全日本選手権で準優勝。立ち合いの際に相手と正対せず、斜に構える個性派(?)力士である。

豪栄道 豪太郎

卒業(中退)年平成17年卒
本名澤井 豪太郎
生年月日昭和61年4月6日
初土俵平成17年1月
所属部屋境川
最高位大関
大阪府から越境入学。小学生の時から北河内相撲クラブや古市道場で相撲を取っていた。中学では一時期相撲から離れたが、高校では埼玉栄で相撲に集中した。高校横綱をはじめ、十和田大会、宇佐大会、国体など数多くの大会で優勝した。3年時には全日本相撲選手権大会に出場し、学生横綱の吐合を破って3位に入った。山田監督が日大で境川親方(元・両国)の先輩だった縁で入門。

妙義龍 泰成

卒業(中退)年平成17年卒
本名宮本 泰成
生年月日昭和61年10月22日
初土俵平成21年5月(幕下15枚目格付け出し)
所属部屋境川
最高位関脇
兵庫県から越境入学。目立った個人タイトルはないが、同級生の豪栄道とともにレギュラーとして活躍し、3年時には金沢大会、インターハイ団体優勝に貢献した。日体大に進み、4年時に国体成年の部で優勝し幕下15枚目格付け出しに。

常幸龍 貴之

卒業(中退)年平成19年卒
本名佐久間 貴之
生年月日昭和63年8月7日
初土俵平成23年5月
所属部屋北の湖→木瀬
最高位小結
小2から針ヶ谷相撲クラブで始めた。高校では2〜3年時にインターハイ団体優勝に貢献し、3年時には主将を務めた。個人では2年時に弘前大会、3年時に金沢大会と十和田大会などで優勝。日大を経て入門。

慶天海 孔晴

卒業(中退)年平成20年卒
本名慶 孔晴
生年月日平成2年3月10日
初土俵平成20年1月
所属部屋阿武松
最高位十両11
奄美大島の瀬戸内町出身で、小学1年から古仁屋相撲クラブで始めた。高校は埼玉栄に相撲留学し、2年時に1年上の常幸龍とともにインターハイ団体優勝に貢献した。個人では3年時に国体ベスト32、弘前大会ベスト8、関東大会重量級2位などの実績を残した。

英乃海 拓也

卒業(中退)年平成20年卒
本名岩崎 拓也
生年月日平成元年6月11日
初土俵平成24年5月
所属部屋木瀬
最高位前頭12
翔猿の実兄。小学4年の時から小松竜道場で相撲を始めた。中学時代は葛飾白鳥相撲教室で稽古に励み、埼玉栄にスカウトされて進学した。大きな個人タイトルはないが、団体戦では1年からレギュラーに起用され、インターハイ団体優勝に貢献した。日大を経て入門。

剣翔 桃太郎

卒業(中退)年平成22年卒
本名安彦 剣太郎
生年月日平成3年7月27日
初土俵平成26年1月
所属部屋追手風
最高位十両5
小学生の頃は相撲と極真空手をやっていたが、中学からは相撲に専念、葛飾白鳥相撲教室で稽古に励んだ。同じ教室にいた2年先輩の英乃海を慕って埼玉栄に進学し、3年時にインターハイ団体優勝に貢献した。日大を経て入門。

翔猿 正也

卒業(中退)年平成23年卒
本名岩崎 正也
生年月日平成4年4月24日
初土俵平成27年1月
所属部屋追手風
最高位十両14
英乃海の実弟。小学1年から葛飾白鳥相撲教室で始めた。高校では主に団体戦で活躍、3年時には金沢大会、十和田大会、国体で団体優勝に貢献した。日大を経て、遠藤を慕って追手風部屋に入門。

北勝富士 大輝

卒業(中退)年平成23年卒
本名中村 大輝
生年月日平成4年7月15日
初土俵平成27年3月
所属部屋八角
最高位前頭2
小学4年から入間少年相撲クラブで相撲を始め、中学2年からは立川錬成館に移籍した。高校では1年から全国大会で活躍し、3年時に高校横綱をはじめ、十和田大会や世界ジュニア選手権などで優勝。日大に進み、2年時に学生横綱、3年時には国体成年の部で優勝するも、4年時には幕下付け出しの基準を満たせず、前相撲で初土俵を踏んだ。

大栄翔 勇人

卒業(中退)年平成24年卒
本名高西 勇人
生年月日平成5年11月10日
初土俵平成24年1月
所属部屋追手風
最高位前頭3
小学1年の時に地元の相撲大会で優勝したのを機に、朝霞相撲錬成道場で本格的に相撲を始めた。中学時代は入間市内の道場で稽古し、山田監督に出会って埼玉栄に進学した。高校では主に団体戦で活躍し、3年時にはインターハイ団体2位、十和田大会団体3位になどに貢献した。時折母校を訪ねてくる豪栄道や妙義龍の姿を見て力士を志し、2年時の12月に部屋を見学した際に雰囲気が良かったので入門を決意した。

貴景勝 光信

卒業(中退)年平成27年卒
本名佐藤 貴信
生年月日平成8年8月5日
初土俵平成26年9月
所属部屋貴乃花
最高位前頭1
兵庫県出身で、小学3年時に関西奄美相撲連盟で相撲を始めた。中学は地元の報徳学園中だったが高校は埼玉栄に進み、1年時に宇佐大会3位、2年時に金沢大会3位、十和田大会2位、3年時に金沢大会で優勝するなど大活躍した。インターハイ終了後にプロ入りの気持ちが芽生え、在学中に初土俵を踏んだ。


秩父農工科学高校

若秩父 高明

卒業(中退)年昭和29年中退
本名加藤 高明
生年月日昭和14年3月16日
初土俵昭和29年5月
所属部屋花籠
最高位関脇
在校時は秩父農業。一応相撲部にも入ったが、1か月足らずで中退して入門。

玉麒麟 安正

卒業(中退)年昭和55年卒
本名田上 明
生年月日昭和36年5月8日
初土俵昭和55年1月
所属部屋押尾川
最高位十両6
在校時は秩父農工。2年時に高校総体で個人3位。十両に定着していたが、26歳で突然廃業し、プロレスラーに転向した。

剣武 輝希

卒業(中退)年平成9年卒
本名宮本 一輝
生年月日昭和54年2月7日
初土俵平成13年3月
所属部屋武蔵川→藤島
最高位前頭16
在校時は秩父農工。中学時代は野球部だったが、寄せ集めで出た相撲の県大会で個人準優勝し、高校から本格的に相撲を始めた。3年時に関東大会個人優勝。日体大を経て入門した。実家は秩父で温泉旅館を経営している。

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